2014年09月08日
「労働安全衛生優良企業」のシンボルマークとキャッチフレーズ・呼称を募集します
このたび、企業の労働安全衛生への自主的な取組の促進などを目的として、労働安全衛生優良企業のシンボルマークのデザインとキャッチフレーズ・呼称を募集します。いずれも応募締切は平成26年10月17日(金)です。
労働安全衛生優良企業とは、労働者の安全衛生対策に積極的に取り組み、良好な職場環境を維持している優良な企業です。現在、厚生労働省では、この優良企業名を公表する制度の創設に向けて検討を行っています。
今回募集するシンボルマークは、この制度で労働安全衛生優良企業と認定された企業が使用し、キャッチフレーズ・呼称は、厚生労働省による制度の広報活動などに使用されます。
2014年08月20日
厚生労働省は、若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組強化の一環として、平成26年9月1日から、平日夜間・土日に、誰でも労働条件に関して、無料で相談できる電話相談窓口「労働条件相談ほっとライン」を開設します(委託事業)。
「労働条件相談ほっとライン」は、違法な時間外労働・過重労働による健康障害・賃金不払残業などの労働基準関係法令に関する問題について、専門知識を持つ相談員が、法令・裁判例などの説明や各関係機関の紹介などを行う電話相談です。電話相談は、労働者・使用者に関わらず誰でも無料で、全国どこからでも利用できます。匿名での相談も可能です。
また、就職活動中の方・就職が内定している方など、これから就職する若者を対象に、労働基準関係法令の知識を身につけることを目的としたセミナーを、平成26年10月から全国の大学などで開催します(委託事業)。
2014年08月12日
この制度は、所定外労働の削減、年次有給休暇の取得促進、その他労働時間等の設定の改善を目的として、職場意識の改善のための研修、周知・啓発、労働時間の管理の適正化に資する機械・器具の導入・更新などの取り組み(この助成金では、それぞれの取り組みを「事業」といいます)を実施する中小企業事業主に対して、その実施に要した費用の一部を助成するものです。詳細はリンク先のパンフレットをご参照ください。
2014年08月08日
第186回国会において、過労死等防止対策推進法が制定されました。
この法律は、近年、我が国において過労死等が多発し大きな社会問題となっていること及び過労死等が、本人はもとより、その遺族又は家族のみならず社会にとっても大きな損失であることに鑑み、過労死等に関する調査研究等について定めることにより、過労死等の防止のための対策を推進し、もって過労死等がなく、仕事と生活を調和させ、健康で充実して働き続けることのできる社会の実現に寄与することを目的としています。
また、この法律は、公布の日(平成26年6月27日)から起算して6か月を超えない範囲内において政令で定める日から施行されることとなります。
2014年08月06日
「仕事と介護を両立できる職場環境」整備促進のシンボルマークの”愛称”を「トモニン」に決定しました
厚生労働省は、本日、「仕事と介護を両立できる職場環境」の整備促進のためのシンボルマークの愛称を、「トモニン」に決定しました。介護に直面する労働者は、企業において中核的な人材として活躍している場合も少なくありません。仕事と介護を両立できる職場環境の整備を図り、こうした人材の離職を防止することは、企業の持続的な発展にとって重要な課題となっています。
厚生労働省では、仕事と介護を両立できる職場環境の整備に取り組む企業に対して、このシンボルマーク「トモニン」を、名刺や会社案内、ホームページなどに掲載して取組をアピールすることを促すとともに、「トモニン」を活用して、介護離職を未然に防ぐための取組を普及・推進していきます。
2014年08月05日
厚生労働省は、このたび、平成26年上半期の死亡災害の大幅な増加を受け、労働災害のない職場づくりに向けた緊急対策を実施します。平成26年1月~6月の労働災害発生状況(速報値)は、死亡者数は対前年比19.4%(71人)の増加、休業4日以上の死傷者数は対前年比3.6%(1,625人)の増加となりました。
緊急対策の柱は、以下の2点です。
1)業界団体などに対する労働災害防止に向けた緊急要請
2)都道府県労働局、労働基準監督署による指導
2014年08月01日
「平成26年版厚生労働白書」を公表 -健康長寿社会の実現に向けて -
厚生労働省は、本日の閣議で「平成26年版厚生労働白書」(平成25年度厚生労働行政年次報告)を報告しましたので、公表します。「厚生労働白書」は、厚生労働行政の現状や今後の見通しなどについて、広く国民に伝えることを目的に毎年とりまとめており、平成26年版は平成13(2001)年の「厚生労働白書」発刊から数えて14冊目となります。
厚生労働白書は2部構成となっています。
第1部では、毎年テーマを決めて執筆しており、今年は「健康長寿社会の実現に向けて~健康・予防元年~」としました。
具体的には、これまでの健康に関する施策の変遷に触れつつ、国民の健康に関する意識を分析した上で、健康づくりに関する取組が広がるよう、自治体や企業等の事例を紹介しています。 国民の皆様にとって、この白書が健康について意識するきっかけとなるとともに、今後の健康の保持・増進に向けて活動していただく参考となればと考えております。
第2部「現下の政策課題への対応」では、子育て、雇用、医療・介護、年金など、厚生労働行政の各分野について、最近の施策の動きをまとめています。
2014年08月01日
厚生労働省は、「健康意識に関する調査」を実施し、その結果をとりまとめましたので、公表します。
本調査は、健康に関する意識の傾向を捉え、「平成26年版厚生労働白書」の作成等に当たっての資料を得ることを目的として、平成26年2月に実施したものです。調査結果例は下記の通りです。
●「健康感」とその判断要素
ふだんの健康状態について、自分を「非常に健康だと思う」と答えた人は7.3%、「健康な方だと思う」と答えた人は66.4%おり、合わせて73.7%の人が自分を健康だと考えていた。また 、健康状態について 判断する際に重視した事項としては「 病気がないこと 」 が63.8 % で最も多く、次いで「美味しく飲食できること」が40.6%、「身体が丈夫なこと」が40.3%となっていた。
●「健康に関して抱える不安」
自身の健康についての不安が「ある」と回答した人が 61.1 %となっていた。不安が「ある」と回答した人に対し、不安の内容を尋ねたところ「体力が衰えてきた」が 49.6 %と最も多く、次いで「持病がある」が 39.6 %、「ストレスが溜まる・精神的に疲れる」が 36.3 %などとなっていた。
2014年08月01日
平成26年度の公共職業安定所の設置数取り組みなどの紹介の他、平成22~25年度までのハローワークにおける職業紹介件数も掲載されています。
2014年07月31日
平成26年度 「全国労働衛生週間」を10月に実施 ~みんなで進める職場の改善 心とからだの健康管理~
厚生労働省は、10月1日(水)から7日(火)まで、「みんなで進める職場の改善 心とからだの健康管理」をスローガンに、平成26年度「全国労働衛生週間」を実施します。
全国労働衛生週間は、労働者の健康管理や職場環境の改善など、労働衛生に関する国民の意識を高めるとともに、職場での自主的な活動を促して労働者の健康を確保することなどを目的に昭和25年から毎年実施しているもので、今年で65回目になります。毎年10月1日から7日までを本週間、9月1日から30日までを準備期間とし、各職場で職場巡視やスローガン掲示、労働衛生に関する講習会・見学会の開催など、さまざまな取り組みを展開します。
平成26年度のスローガンは、近年、過重労働による健康障害やメンタルヘルス不調などの健康問題が重要な課題となっていることや、労働者の健康確保の観点から健康診断の実施の徹底、健診結果に基づく事後措置などの適切な実施が重要となっていることから、労働者自身や管理監督者、産業保健スタッフが一丸となって健康管理を進め、労働者の健康が確保された職場の実現を目指すことを表しており、今年5月に行った一般公募で応募のあった513作品の中から選考、決定しました。