2015年06月15日
「予見可能性の高い紛争解決システムの構築」に関する調査結果の公表について
厚生労働省は、「予見可能性の高い紛争解決システムの構築」に関する調査を、独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)に依頼し、同機構において必要な作業を進めておりましたが、今般、その調査結果が取りまとめられ、公表されるに至りましたので、ここにお知らせいたします。
この調査は、「日本再興戦略」改訂2014(平成26年6月24日閣議決定)において、予見可能性の高い紛争解決システムの構築を図るため、
・労働紛争解決手段として活用されている「あっせん」「労働審判」「和解」事例の分析・整理と、
・諸外国の関係制度・運用に関する調査研究
を行う旨が定められていたことを踏まえ、実施したものです。
2015年06月12日
ポジティブ・アクションを推進するための業種別「見える化」支援ツール(平成26年度版)
本マニュアルは、職場における男女間の職域、役職などに関し事実上生じている格差の実態把握・気づきを得ることを目的とした「業種別『見える化』支援ツール」の活用方法を紹介しています。また、その「見える化ツール」で把握された実態を踏まえ、格差解消に向けたポジティブ・アクションの取組方法について、企業事例を交えて説明を行っています。
「平成26年度版」は、建設業、信用金庫業、貿易・商社業が追加されました。
2015年06月12日
厚生労働省は、このたび、「平成26年度個別労働紛争解決制度の施行状況」をまとめましたので、公表します。
「個別労働紛争解決制度」は、個々の労働者と事業主との間の労働条件や職場環境などをめぐるトラブルの未然防止や早期解決を支援するもので、「総合労働相談」、労働局長による「助言・指導」、紛争調整委員会による「あっせん」の3つの方法があります。
平成26年度は、総合労働相談、助言・指導、あっせんの件数がいずれも前年度と比べ減少しました。ただし、総合労働相談件数は7年連続で100万件を超え、高止まりしています。
また、総合労働相談のうち、民事上の個別労働紛争の相談内容では「いじめ・嫌がらせ」が62,191件と、3年連続で最多となりました。
2015年05月29日
厚生労働省では、毎年6月を「男女雇用機会均等月間」と定め、職場において男女がともに能力を発揮できる社会の実現を目指して、男女雇用機会均等法や「ポジティブ・アクション」への社会一般の認識を深める機会としています。
特に男女雇用機会均等法が施行されてから30年を迎える本年は、依然として都道府県労働局雇用均等室に寄せられる相談件数が多く、社会的な問題となっている妊娠・出産などを理由とする不利益取扱い(マタニティハラスメント、通称マタハラ)の禁止について『職場のマタハラでつらい思い、していませんか?~「妊娠したから解雇」は違法です。雇用均等室にご相談下さい!~』を月間のテーマとして、均等法令などのより一層の周知徹底に取り組んでまいります。
2015年05月25日
過労死等の防止のための対策に関する大綱(案)について検討を行いました。
2015年05月20日
「労働安全衛生法の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令案要綱」などの諮問がありました。また、「心理的な負担の程度を把握するための検査及び面接指導の実施並びに面接指導結果に基づき事業者が講ずべき措置に関する指針」の報告もありました。
2015年05月18日
「過重労働に係る事案に対する厳正な対応について」、並びに「違法な長時間労働を繰り返している企業に対する指導・公表について」厚生労働大臣より指示がありました。
2015年05月15日
「パワーハラスメント対策導入マニュアル」を初めて作成しました
厚生労働省は、このたび、職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた取組を推進するため、企業の中でパワーハラスメント対策に取り組む際の参考になるよう、「パワーハラスメント対策導入マニュアル~予防から事後対応までサポートガイド~」を初めて作成しました。また、7月から今回のマニュアルを活用した「パワーハラスメント対策支援セミナー」を全国約70か所で無料開催します。
パワーハラスメント対策に取り組みたいと考える企業が参考にできるよう、6か月で一通りのメニューが導入できるモデルプラン(下記1~7)の実施を20社の企業にご協力いただきました。そのフィードバックを参考に作成したのが今回のマニュアルです。なお、そのモデルプランのメニューごとにポイントを解説したのがマニュアルの主要部分となります。また、マニュアルには、従業員アンケート調査のひな形、研修用資料、パワハラ相談対応者が使える相談記録票など、参考資料も豊富に収録しています。
2015年04月28日
厚生労働省では、平成26年の労働災害発生状況を取りまとめましたので本日公表します。
1)平成26年は、死亡災害、死傷災害、重大災害の発生件数が、いずれも前年を上回る結果となりました。
2)厚生労働省では「第12次労働災害防止計画」(平成25~29年度)の目標である、死亡災害、死傷災害の15%以上の減少の達成のためさまざまな対策に取り組んでいきます 。
2015年04月28日
過労死等の防止のための対策に関する大綱(素案)について検討を行いました。