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第6回 なぜ職場でのメンタルヘルス対策が必要なの?
うさ美とぴょん太が企画した社内メンタルヘルス研修の運営を終え、二人は休憩室で少し遅めの昼食です。
うさ美先輩、お疲れ様でした!皆さん真剣でしたね。
ふふ。ぴょん太さんもお疲れ様。そうね、それだけ皆さんメンタルヘルスを身近な問題として感じているということね。
資料にもありましたけど、働く人の6割が強い不安やストレスを感じていて、メンタルヘルス上の理由により1ヶ月以上の休職者・退職者がいる事業所は10.0%(平成25年度厚生労働省「労働安全衛生調査(実態調査)」)、なんて具体的な数字をみると、職場でのメンタルヘルス対策の重要性をさらに感じますよね。
そうね。毎日長い時間を過ごす職場だもの。楽しく働きたいし、企業も従業員が安全で安心して働くことができるようにしなければならないのよ。それが書かれているのが・・・
「労働者の心の健康の保持増進のための指針」ですよね。心の健康は体の健康とももちろんつながっていますし、メンタルヘルスの不調が、本人のみならず、その家族や企業、そして社会に与える影響はますます大きくなっていますよね。
その通り。職場におけるメンタルヘルス対策は、事業者の社会的責任でもあり、働く人の健康を確保するうえでの重要な課題なのよ。さきほどの指針も「労働安全衛生法」に基づいて策定されたものですからね。
なるほど。メンタルヘルス対策は、従業員とその家族にも企業にも、とーっても大切なんですね。よーし、みんなが幸せになれるお手伝いができるように、僕も頑張るぞ!さーて、何ができるかな?
ぴょん太さんの気持ち、嬉しいわね!だったら、厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を、もう一度しっかり読み直してみてはどうかしら?
そうですね!さっそく、読み直してみます!
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