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令和4年度「管理監督者をいたわる組織づくり」

  • 事業者の方
  • 部下を持つ方
  • 支援する方
管理監督者に対する支援をテーマにした
オンラインによるシンポジウムです

令和4年度「職場のメンタルヘルスシンポジウム~管理監督者をいたわる組織づくり~」の動画一覧です。
下記画面をクリックしていただくと、厚生労働省YouTubeを通じて閲覧できます。

内容

本シンポジウムは、テーマを「管理監督者をいたわる組織づくり」とし、基調講演のほか、企業の担当者をお迎えし、取組事例の紹介やパネルディスカッションを行いました。

動画一覧

あいさつ

石川 直子
(厚生労働省 労働基準局安全衛生部 労働衛生課長)
[4分19秒]


基調講演

「管理監督者へのメンタルヘルスケア~いたわる組織づくり~」 江口 尚 氏
(産業医科大学 産業生態科学研究所 産業精神保健学研究室 教授)
[28分41秒]

管理監督者の負担が大きい現状について様々な角度から確認した上で、“コンティンジェンシー理論”や“組織生成と存続の三要素”に基づく考え方、管理監督者の孤独・孤立を軽減するためのアイディア、管理監督者に武器を持たせるという視点などについて、紹介しています。


企業における管理監督者へのケアの取組事例

①サンデン株式会社帆苅 なおみ 氏
(総務本部 グローバル総務セクション 主管 保健師)
[21分05秒]

【参考】職場のメンタルヘルス対策の取組事例(サンデン・ビジネスアソシエイト株式会社(群馬県伊勢崎市))

大企業の事例です。管理監督者の長時間労働の状況を経営者主導で改善してきた流れや、管理監督者が休業しても回復後に役職復帰できる仕組み、管理監督者へ日頃からの感謝やねぎらい、職場の良い面のフィードバック、など様々な取組みについて紹介しています。


②株式会社丸井グループ小口 まほこ 氏
(ウェルビーイング推進部 産業医)
[16分31秒]

【参考】職場のメンタルヘルス対策の取組事例(株式会社丸井グループ(東京都中野区))

大企業の事例です。管理監督者中心に各職場で対話をしながら実施するセルフケア研修を通じた助け合う風土づくりや、管理監督者対象のレジリエンスプログラムの実施を通じた管理監督者同士のつながりの構築、といった取組みについて紹介しています。


③株式会社MonotaRO渡辺 栄里奈 氏
(経営管理本部 法務グループ)
[31分10秒]

社員数約600名の企業で、人事労務担当者が中心となって取り組んでいる事例です。“管理職が課題に直面した時に、安心してマネジメントできる仕組みと環境を作ること”を大切にしながら、マネジメントサポート、お互いを尊重しあう組織風土の醸成、「管理職自身も」サポートを受けられる仕組み作り、成長支援、についてそれぞれ具体的な取組みを紹介しています。


講演者、事例発表者によるパネルディスカッション

コーディネーター:江口 尚 氏
パネリスト:取組事例発表企業(3社)
[53分28秒]

⚫︎長時間労働者の面接指導の実効性を確保するために意識していることは?
⚫︎職場環境改善の取組みの必要性を理解してもらえるように工夫していることは?
⚫︎社員に取組みに前向きに参加してもらうために工夫していることは?負担感を軽減するために工夫していることは?
⚫︎中途採用者を組織に巻き込んでいくための取組みとは?
⚫︎若手管理職に対するケアは?
⚫︎人事部門の人数は?
⚫︎中長期のキャリア形成について、上司からのサポーターフィードバックのタイミングと内容は?
⚫︎ストレスチェック後にアクションを起こし継続するための工夫は?
⚫︎取組みを始めたきっかけとこれまで取組みを行ってきた中で苦労したことは?
⚫︎管理監督者自身のパワーハラスメントに対する対応は?