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傾聴練習の進め方3

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3.傾聴練習

 聴き手は、以下の3つの条件を守りながら傾聴する。

①質問はしてもよいが、質問ばかり繰り返さない。
②別の話題に誘導しない(話し手は話題を変えてもよい)。
③意見を求められても、アドバイスや意見をしない。
(アドバイスや意見を述べ始めると、聴き手と話しての立場が逆転する)

 おおよそ15分位が目安である。

4.傾聴練習のふり返り(ディスカッション)

 練習後に検討するためのリストを用いて、練習の内容を振り返る。

①司会者から話し手への質問
 「話を聴いてもらってどんな感じでしたか」

②話し手の回答
 聴き手の聴き方に対する印象「話しやすかったか」、「話したいことが十分話せたか」などについて述べる。

③司会者から聴き手への質問
 「どんなところに注意して話を聴いていましたか」

④聴き手の回答
 聴き手は自分が注意した点や工夫をした点について、どのような時に話し手の話が促進されたと感じたかという点について話す。

⑤司会者からオブザーバーへの質問
 「聴き手の聴き方で印象に残ったのはどのようなところですか」

⑥オブザーバーの回答
 聴き方に対して、オブザーバーとして感じたことについて、良かったことを中心に述べる。良くなかった点についてはこうすればよかったのではないかと提案してもらうほうが望ましい。

⑦最後に司会者が、自分がオブザーバーをしていた時の印象について述べる

⑧自由なディスカッション
 ふり返り全体で15分位に時間を配分するが、時間があれば自由にディスカッションしてもよい。

 以上の練習が終わり、時間が残っていれば、2回目の練習を行う。その場合、役割を交代し、これまでの練習やディスカッションの内容を踏まえて、もう一度練習を行う。

※「メンタルヘルス教育研修担当者養成研修テキスト」(平成22年厚生労働省・中央労働災害防止協会)より抜粋