部下の話を聴くときに役立つ
考え方やポイントについて解説します
考え方やポイントについて解説します
あなたは部下の話をどのように聞いていますか?
部下に「話を聞いてほしい」と言われたとき、以下のような対応をしていないでしょうか?
- ●部下の話を遮って、アドバイスや説得などをしてしまう。
- ●部下が話し始めても、電話や来客対応によって話をよく中断してしまう。
- ●自分の席で話を聞き始めてしまい、話の内容が周囲の人に聞こえてしまう。
部下は、「こんなことを相談してどう思われるだろうか」など不安を抱えながらも、勇気を出して相談しているかもしれません。そのような時にこうした対応では、落胆させてしまうだけでなく、次に相談しようという気持ちをそいでしまうことにもなりかねません。
「傾聴」とは、「この人は今どんな気持ちでこの話をしているのだろう」ということに関心を持ちながら積極的な姿勢で話を聴くことです。聴き手が話し手を大切にすることで、話し手は自分の気持ちを率直にのびのびと話すことができるようになります。
部下にとって、上司は最大の職場環境です。部下の話を聴くときに傾聴の姿勢を意識するだけで、部下はこれまで以上に安心して思い切った仕事ができるようになっていくでしょう。
ここでは、部下の話を聴くときに役立つ傾聴スキルのポイントをお伝えします。