12月 働きやすい職場をつくる

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12月は「職場のハラスメント撲滅月間」です。
職場のハラスメントをなくし、みんなが気持ちよく働くことができる職場環境をつくる気運を盛り上げるため、広報ポスターや啓発動画の作成、「職場のハラスメント対策シンポジウム」などが実施されます。

あなたの職場で、ハラスメントを受けたり、ハラスメントではないかと感じる言動を見かけたりしたことはありますか。

令和2年度の調査(令和2年度 厚生労働省委託事業「職場のハラスメントに関する実態調査報告書(概要版)」)では、過去3年間のうちに勤務先でハラスメントを一度以上経験したことのある人は、パワハラが31.4%、顧客等からの著しい迷惑行為が 15.0%、セクハラが 10.2%であり、多くの方が経験している身近な問題であることがわかります。
また、「令和2年度 個別労働紛争解決制度の施行状況」をみると、令和2年度の民事上の個別労働紛争相談のうち、「いじめ・嫌がらせ」に関する相談件数は79,190件で9年連続最多となっています。

ハラスメントは、心身の健康に大きな影響を及ぼします。
先ほど紹介した令和2年度の調査によると、パワーハラスメントを「何度も繰り返し経験した」方のうち、「眠れなくなった」方は37.9%、「休むことが増えた」方は12.9%、「通院したり服薬をした」方は15.7%と、メンタルヘルス不調に関連する症状や行動が多くの方に出ていることがわかります。また、「一度だけ経験した」方の51.1%が「仕事に対する意欲が減退した」と回答しており、ハラスメントを一度受けるだけでも大きな影響があることがわかります。

2020年6月には、事業主にパワーハラスメント防止対策の雇用管理上の措置を義務付ける法律が施行されました。これにより、事業主は、セクハラ、マタハラ、パワハラについて、対策を講じることが義務付けられたことになります。
中小企業については一部内容が努力義務でしたが、2022年4月から義務化されます。
詳しくは、ハラスメント対策の総合情報サイト「あかるい職場応援団」をご覧ください。

あなたが職場でとてもつらい気持ちになっているとき、もしかしたらハラスメントを受けているのかもしれません。渦中にいると気づけないこともあります。「あかるい職場応援団」で情報収集したり、職場の相談窓口に相談したりしてみてください。
社内に相談しづらい場合は、総合労働相談コーナーハラスメント悩み相談室へ相談してみる方法もあります。

大切なのは一人で抱えないこと。結果的にハラスメントではなかったとなってもいいのです。あなたが安心して働くことのできる環境を作ることが大切です。

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