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3月 いのちについて考える

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3月は、例年、月別自殺者数が最も多い月です。このため、自殺対策基本法では、3月を「自殺対策強化月間」と定め、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向けた活動を実施しています。

あなたが今もし、「死にたい」気持ちを抱えていたら、勇気を出して、ぜひ相談の扉を叩いてみてください。厚生労働省サイト「まもろうよ こころ」では、電話やSNSでの相談窓口が多数紹介されています。あなたが安心して相談してみようと思える窓口がないか、まずは見てみるだけでもしてみませんか。
また、ネット配信番組「BuzzFeed もくもくニュース #なんか生きづらいかも」も配信されています。あなたに近い気持ちが語られていて、少しほっとできるかもしれません。

もしあなたのまわりに、自殺してしまうのではないかと心配になる人がいたら、ぜひその人に声をかけてみてください。自殺のサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)のできる人のことを、「ゲートキーパー」といいます。ゲートキーパーに資格はなく、誰でもゲートキーパーになることができます。心配な人にどんな風に声をかけたらいいかわからないという場合は、「誰でもゲートキーパー手帳」を参考にしてみてください。マンガでわかりやすく学ぶこともできます。そのほか、「こころの耳」では自殺対策に関するパンフレット等をまとめて掲載しています(「パンフレット・リーフレット/マニュアル・報告書等」自殺対策)。

平成10年を境に3万人を超えていた日本の自殺者数は、平成21年以降3万人を切り、減少傾向にあります。しかしながら、自殺死亡率が大きく減ったのは中高年層で、若年層にはあまり変化がみられません。最近では、若い方々が利用しやすいLINEやチャットでのSNS相談を充実することで、全ての年齢層の自殺死亡率の減少につなげていこうという動きが広がっています。

「こころの耳」では、自殺対策強化月間の3月限定で特設ページを開設していますので、こちらもよかったらご覧ください。

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