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傾聴練習の進め方4

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5.全体のまとめ(各グループからの発表とディスカッション)

 すべての練習が終わった後の検討では、「どう聴いたらうまくいったか、うまくいかなかったか」、「話やすくする要素は何か」についてグループ全員で検討し、まとめる。このまとめを発表する人を決めておく(役割のなかったオブザーバーがいれば、全員参加の趣旨から、その人が望ましい)。

 最後に、グループごとにまとまり、全体としてホワイトボードの前にU字型になって座る。「インストラクター1」が司会をして、各グループの代表者から、自分のグループのまとめを発表してもらう。「インストラクター2」はその内容を要約して、ホワイトボードに書く。「インストラクター2」は、司会をしながら、代表者の発表を傾聴し、傾聴のモデルを示す。(図表2)

 この過程で傾聴のポイントを共有し、日頃は指示と命令が主で、あまり行っていない傾聴の必要性について気づいてもらう。

(図表2)各グループからの発表とディスカッション
(図表2)各グループからの発表とディスカッション

6.まとめとコメント

 最後に、インストラクターから気づいた点や良かった点、工夫すればもっと良くなる点など気づいたことについて述べ、「傾聴能力はもともとみんなが持っていること」、「もともと持っているものだから、時間と場所を工夫すれば誰にでもできること」を強調し、明日から職場で実践してもらうよう要請して、締めくくる。

※「メンタルヘルス教育研修担当者養成研修テキスト」(平成22年厚生労働省・中央労働災害防止協会)より抜粋