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「こころの耳」では、メンタルヘルス対策の取組事例をご紹介しています。
そのうち、社内相談窓口を設置している企業の取組事例の一部をご紹介します。
ここに紹介している以外にも様々な取組みが実施されていますので、ぜひご覧ください。
職場のメンタルヘルス対策の取組事例
小牧市民病院(愛知県小牧市)
日常的なメンタルヘルス相談を産業医と臨床心理士にて対応。イントラネット上で事前に相談予約できるシステムを導入している。また、“相談シート”を事前に提出してもらうことによって、円滑に面談を進められるようにしている。
ヤフー株式会社(東京都千代田区)
健康に関する相談を“グッドコンディション推進室”で受けている。メール相談や、ウェブから予約のうえ看護職との対面相談などがある。必要に応じて産業医につないでいる。
株式会社モスフードサービス(東京都品川区)
“健康相談室”を設置し、保健師による相談対応を実施。人事部門とは独立した窓口として運営している。保健師には月2回の出勤をお願いしており、相談対応の時間と場所を社員に知らせて、いつでも自由に相談できる仕組みにしている。その他、外部EAP機関による電話相談窓口も設置。
株式会社ジェイアール西日本メンテック(大阪府大阪市)
ハラスメントとメンタルヘルスの社内相談窓口を一本化。社内相談室窓口の専用携帯電話を設け、何かあった場合にすぐに電話をかけやすい体制をとっている。また、月1回社外カウンセラーによる相談を実施している。
株式会社サッポロドラッグストアー(北海道札幌市)
メンタルヘルス関連の相談窓口を設け、産業カウンセラー資格を持つ社員にて対応。専用の電話とメールアドレスを設置している。従業員全員がいつも携帯している“接遇ハンドブック”に相談窓口と連絡先を記載しているほか、毎月発行している社内報やポスターで周知している。
社会福祉法人なごみの杜 特別養護老人ホーム菜の花館(群馬県昭和村)
臨床心理士が相談対応。“こころの相談室ご案内”というパンフレットを作成し、“相談員よりご挨拶”として顔写真と『気軽に相談してください』という思い、相談室の役割、相談に関する流れ・連絡先、相談における秘密は厳守する旨などを、見開き1枚にまとめ、配布と声掛けを行っている。