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病識

自分自身の症状に対して、その異常性に気づいていることを意味します。異常性を自覚できていない場合を「病識欠如」といいます。幻覚や妄想を“事実”であり異常ではないと捉える状態の統合失調症や、アルコール問題飲酒を自覚できていないアルコール依存症などがよく知られていますが、うつ病でも心気妄想・罪業妄想・貧困妄想という病識欠如が生じる場合があります。病識欠如治療があると治療がうまく進まないことがあります。