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記銘力障害(記憶障害)

精神機能としての記憶は、記銘、保持、追想、再認の四素からなっています。この四要素のどれが障害されるかによって記憶障害が起こり、それぞれ記銘力障害、記憶保持障害、追想障害、再認障害と分類されています。一般に記憶障害は器質性脳障害の症状ですが、心因反応でも解離性障害でも起こることがあります。記銘障害とは、新たに知覚し、体験した情報を記憶の中に取り入れ留めておくことの欠損のことですが、具体的な障害としては、さまざまな認知症の中期から後期にしばしば現れ、特に、コルサコフ症候群においては記銘力障害、逆行健忘、作話、失見当識が主症状です。