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第11回 石渡 弘一さん

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第11回 石渡 弘一さん
神奈川産業保健推進センター 所長

働き方を考えよう

 職域での大きな課題としては厳しい経済情勢下の正規・非正規雇用の混在する職場、健康診断の全国平均有所見率50%以上の高さと未実施が問題な小規模事業場と健康診断結果の就労の可否まで含んだ事後措置の有無、長時間労働者に対する面接指導、心の健康の保持増進対策、使用されている新しい化学物質による健康障害、進まない快適な職場づくりなどがあげられます。

 その中でも、事業場の安全配慮義務の点からもメンタル-ルス対応は急務で、各種問診票を活用した心の不調者の早期発見の仕組みや復職支援の仕組みも事業場により格差があり十分とは言えません。一方毎年自殺者が3万人を超えが続く中で、地域・職域の連携した地域ぐるみの対策が効果をあげているようであります。心の病の面からは、「うつ病・新型うつ・適応障害など」内容の理解が伴はないまま、メディアの話題になり世間に流れ、病人探しの空気が問題であります。「感情・行動・態度など何時もと違う仲間の様子」に気付く感性を持ってもらいたいと思います。また「心の悩み」相談機関も多く、行政(国・県・市町村)、各種法人機関(NPOも含む)、民間機関(健康保険組合・労働組合なども含む)などが開いていますが、利用者に判りやすい有機的な繋がりをもった広報をお願いしたいものです。

 さて定時退社日を掲げていても、帰れない現実、退社しても普段と変わらない帰宅時間、早く帰宅しても就寝時間は普段と変わらない24時過ぎなどで、就寝・起床は体内時計に合せた生活のリズムを作りましょう。早寝・早起きは心身の健康につながります。残業は早朝にして、夕方は帰る働き方を実行しては如何ですか?勿論職場環境の改善による快適な職場作りは欠かせません。