症状から選ぶ|からだ3
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7.5

目が疲れて仕事がはかどらない

肩まわり、顔まわりの筋肉をほぐしながら、最後の「波音呼吸」で頭の緊張をほぐし、目に関連する血行を促進させて疲れをリセットします。

このプログラムについて

目が疲れている方は、目の周辺の筋肉が硬くなって血行が悪くなり、その影響で頭部全体の血流が悪くなっていることが多くあります。
このプログラムでは、肩まわり、顔まわりの筋肉をほぐしながら、そのあたりの血流を刺激し、最後の「波音呼吸」では脳を鎮めながら頭の中の緊張をほぐし、目に関連する血行を促進させて疲れをリセットします。

実施に当たって

「波音呼吸」をはじめて実施する場合は、下記ページで行い方を説明していますので、先にご覧ください。

プログラムの流れ

STEP 1
押し上げのポーズ

好きな姿勢で、背骨をのんびりと伸ばします。
胸の前でゆっくりと手を握り合わせ、手を感じます。
一息吐いて、吸う息でゆっくりと両腕を持ち上げ、吐きながら手のひらを上に返し、吸う息でさらに上半身を伸ばし、息を吐きながら上半身を右に傾けていきます。からだを倒すというよりは伸ばすイメージで、ちょっぴりつらいところまでいき、首が楽になる顔の向きを探り、のんびりと呼吸を繰り返しながら、伸ばされている部分を感じます。
もうひといき息を吐き、吸う息で中央に伸びるように戻し、吐きながら逆サイドへ傾けていきます。からだを倒すというよりは伸ばすイメージで、ちょっぴりつらいところまでいき、首が楽になる顔の向きを探り、のんびりと呼吸を繰り返しながら、伸ばされている部分を感じます。
もうひといき息を吐き、吸う息で中央に伸びるように戻し、吐きながらゆっくりと腕を下げていき、手を楽な位置に垂らし、のんびりと呼吸を繰り返しながら、からだの内側の変化を感じておきます。

STEP 2
顔ヨガ

好きな姿勢で、背骨をのんびりと伸ばします。
まず、唇を大きく広げていくようなイメージで「あ」と発音するような口の形を作ります。呼吸をしながら、ストレッチされている部分を感じます。
ゆっくりと緩めたら軽く目を閉じて、のんびりと呼吸を繰り返しながら、緊張が解消していく様子を感じます。
次に、口の両端を左右に大きく広げていくようなイメージで「い」と発音する口の形を作ります。呼吸をしながら、ストレッチされている部分を感じます。
ゆっくりと緩め、軽く目を閉じて、顔の筋肉がぽかぽかとしてくる様子を感じます。
次に「う」と発音する口の形を作って、唇を前に突き出しながら、左に移動させます。呼吸をしながら、ストレッチされている部分を感じます。
ゆっくりと中央に戻し、逆も同じように、のんびりと呼吸をしながら、ストレッチされている部分を感じます。
ゆっくりと寛ぎ、軽く目を閉じて、のんびりと呼吸を繰り返しながら、緊張が解消していく様子を感じます。
最後は、上唇を下に下げ鼻の下を十分に伸ばします。余裕があれば困ったような目つきをして、伸ばされている部分、あるいは引き締まっている部分を感じましょう。
ゆっくりと緩め一度姿勢を整えて肩の力を抜き、軽く目を閉じて、のんびりと呼吸を繰り返しながら、顔の筋肉が緩んでくる様子、血液が巡る様子を感じましょう。

STEP 3
波音呼吸

楽な姿勢で座り、のんびりと背骨を伸ばしましょう
どちらか一方の手を鏡に見立て、その鏡を息で曇らせるように、はぁーと口で息を吹きかけていきます。何度か繰り返しましょう。
繰り返しながら、口の大きさを小さくしていき、最後にゆっくりと口を閉じ、鼻からゆっくりと息が抜け出ていくとき、喉の奥の方で、うーーーと波のような音が立つのを感じます。
できるだけ、喉、首、顔の力は抜いて、自分にだけ聞こえるような、小さな波音を出せるようにしましょう。
最初は吐く息だけ、波音を立てればいいです。
できるだけ優しく、喉をくつろがせながら、柔らかい音が喉のみならず、口の中全体、頭全体がわずかに振動している様子を感じ、その振動を優しく感じておきましょう。

ワンポイント・アドバイス

  • 「押し上げのポーズ」、「顔ヨガ」では、緊張している部分を意識して行いましょう。
  • 疲労回復と脳の鎮静化には、呼吸が大切です。深くなくて良いので、ゆったりと気持ちのいい呼吸を行いながらポーズを行いましょう。
  • 「波音呼吸」では、できるだけ喉の緊張を最小限にして、頭部全体の振動や音を感じながら行いましょう。
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