chatこの依頼について
普段と変わらない生活を送っているはずの依頼者。特に思い当たる理由もないのに、なんだか最近調子が悪い。依頼者のストレス状態は本当に普段通りなのでしょうか。そして見えてくる、依頼者が調子を崩してしまった本当の理由とは。明智探偵事務所の名コンビが冴え渡る推理で、セルフケアの謎に挑みます。
description今回のまとめ
今回の依頼者は
思い当たるような強いストレス要因がないのに最近調子が悪い
原因は?
複数の要因が重なって知らないうちに、自分の許容値をオーバーしてしまった
ストレス要因は一つよりも複数重なったときが要注意
特に一つの問題が解決しかけているときは気づきづらい
知らないうちに自分の許容値をオーバーしてしまう場合があることを知っておこう
ストレスに気づこう
ストレスは、さまざまな出来事がきっかけとなってひき起こされます。あなたの身のまわりにストレス要因がないか、気づかないうちにストレスに対する反応が出ていないかをチェックしてみましょう。
- 人間関係のトラブル上司との対立、セクハラなど
- 役割・地位の変化昇進、降格、配置転換、出向など
- 仕事の量・質の変化長時間労働、デジタル化など
- 重い責任の発生仕事の失敗、事故など
- 自分の出来事病気や家庭不和、事故など
- 自分以外の出来事家族・友人の死や病気など
- 住環境の変化転居・騒音など
- 金銭問題借金、収入減など
highlightPOINT
ストレスに対する反応
ストレスが大きくなると、心やからだ、日常の行動面に下記のような不調があらわれます。
身体的側面
- 食欲の低下
- 首や肩のこり
- 下痢 / 便秘
- 不眠 など
行動的側面
- 作業能率の低下
- ミスが目立つ
- 飲酒量が増えた
- 生活の乱れ など
心理的側面
- うつ症状
- 意欲の低下
- イライラ
- 不安 など
「いつもと違う自分」に気づいたら?
いつもと違う自分に気がついたら、「ストレス発散・リフレッシュ・癒やす」という自分自身でできるケア(セルフケア)を行うことが大切です。
親しい方とのコミュニケーション、ウォーキングや好きなスポーツを楽しんだり、自然の中で過ごしたり。日常生活の中で趣味や余暇を通じて、ストレスを発散していきましょう。
忙しくて時間の取れない方には、ストレッチや入浴などで心身をリラックスさせることもおすすめです。
出典
- すぐに実践シリーズ ストレスと上手につきあう (中央労働災害防止協会)
- ストレスチェックを受けた後は… 結果を活かして 心の健康セルフケア (中央労働災害防止協会)