こころの耳
厚生労働省

クイズ・はじめての交流分析2は、交流分析に関する理解度を測ることを目的として作られた計5問の三択クイズです。eラーニングコンテンツ「15分でわかるはじめての交流分析2」と合わせてご覧ください。

  • スタート

職場のコミュニケーション(ストロークの交換)がスムーズであるときの説明として、
次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.相手の気持ちを考えることなく、それぞれが自分の考えをどんどん発信する
  • 2.トラブルが起きたときは、協力して解決しようという気運が生まれる
  • 3.チームの成果が上がり、メンバーのモチベーションも高まりやすくなる

コミュニケーションのねじれに関する説明として、
次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.ストロークの出し方、受け取り方は人それぞれ異なり、自分と異なる言動(ストローク)には違和感を覚えやすい
  • 2.他者のストロークに対する違和感の積み重ねが、深刻なコミュニケーション不全につながることもある
  • 3.一度コミュニケーションがねじれてしまうと、修復することはできないため、ねじれないようにすることが大切である

「人生の立場」の説明として、
次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.「人生の立場」とは、自分や他人、世の中や人生に対する感じ方、捉え方のこと
  • 2.「人生の立場」は、生まれた時から一人一人決まっており、原則として変わらない
  • 3.「人生の立場」は、ストレスを感じたり緊張したりといった状況によっても変わる

「第2の立場(私はOKでない、あなたはOK)」の説明として
適切なものを次の中から1つ選んでください。

  • 1.焦りや虚しさで自閉的になったり、逆ギレしたりしてしまう
  • 2.問題が起きると、他者を非難したり、他者を抑えて前に出ようとしたりする
  • 3.自分に自信がなく、自己卑下したり、問題が起きると他者に頼ったりする

「第3の立場(私はOK、あなたはOKでない)」の人と「第2の立場(私はOKでない、あなたはOK)」の人との間に起こりやすい関係として、
次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.対等で良好な人間関係を構築しやすい
  • 2.「第3の立場」の人が非難する側、「第2の立場」の人が委縮する側、という関係になりやすい
  • 3.「第3の立場」の人は、自分の攻撃的な態度に気づかないことも多い

「人生の立場」を日常生活の中で活かす考え方として、
次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.「第1の立場」でいることを意識して過ごすと、良好な人間関係を築くことができる
  • 2.自分がどのような状況でどの「人生の立場」に立ちやすいのかを意識していると、「第1の立場」に戻りやすくなる
  • 3.相手の「人生の立場」を観察し、「第2の立場」、「第4の立場」の人に対しては自分の意見を強く主張する

「相補的なやりとり」の説明として、
次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.投げかけた言葉に対して想定内の返答が返ってくるようなやりとりを、「相補的なやりとり」という
  • 2.「相補的なやりとり」では、想定内の返答しか返ってこないため、会話は盛り上がらない
  • 3.笑顔で続く会話のキャッチボールが多い職場は、相互理解や協力体制が取りやすい

自我状態CPとACで交わされる「相補的なやりとり」について、
次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.CPとACの会話は、「相補的なやりとり」ではあるが、抜け出したくてもなかなか抜けにくい、心地の悪い会話となりやすい。
  • 2.CPとACの心地の悪い会話が始まったことに気づいたら、一段落するまで耐えるしかない
  • 3.CPとACの心地の悪い会話は、冷静に返したり(A)、ユーモアを使ったり(FC)することで、途中で切り上げることができる

「相手から企画書を急かされていると感じた」ときの対応として、
交流分析の考え方に基づいて望ましいものを次の中から1つ選んでください。

  • 1.直接ではなく暗に急かされたことに対して、抗議する
  • 2.企画書が全然できていない自分に落ち込み、ひたすら謝る
  • 3.焦っている自分の思い込みかもしれないため、落ち着いて、まず相手の真意を確かめてみる

「自律性」のキーワードの説明として、
次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.気づき…相手の暗黙の意図やメッセージを読み取り、先回りして対応する
  • 2.自発性…自我状態を今ここでの状況に合わせて自由に用い、適切な対応が取れる
  • 3.親密さ…「第1の立場」で自分と他人との間で心を開き合い、感じていること、望んでいることを共有し合う
あなたの得点は・・・ 020406080100
Q1正解間違いワンポイント解説
Q2正解間違いワンポイント解説
Q3正解間違いワンポイント解説
Q4正解間違いワンポイント解説
Q5正解間違いワンポイント解説

職場のコミュニケーション(ストロークの交換)がスムーズであるときの説明として、次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.相手の気持ちを考えることなく、それぞれが自分の考えをどんどん発信する
  • 2.トラブルが起きたときは、協力して解決しようという気運が生まれる
  • 3.チームの成果が上がり、メンバーのモチベーションも高まりやすくなる

1.相手の気持ちを考えることなく、それぞれが自分の考えをどんどん発信する

周囲とのコミュニケーション(ストロークの交換)がスムーズで、相互理解ができていると、互いに助け合う雰囲気が醸成され、チームの成果は上がりやすくなります。

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「コミュニケーションのねじれに関する説明として、次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.ストロークの出し方、受け取り方は人それぞれ異なり、自分と異なる言動(ストローク)には違和感を覚えやすい
  • 2.他者のストロークに対する違和感の積み重ねが、深刻なコミュニケーション不全につながることもある
  • 3.一度コミュニケーションがねじれてしまうと、修復することはできないため、ねじれないようにすることが大切である

3.一度コミュニケーションがねじれてしまうと、修復することはできないため、ねじれないようにすることが大切である

交流分析の考え方は、コミュニケーションのねじれの原因をひも解き、各自の違いをよりよく活かすことに役立てることができます。

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「人生の立場」の説明として、次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.「人生の立場」とは、自分や他人、世の中や人生に対する感じ方、捉え方のこと
  • 2.「人生の立場」は、生まれた時から一人一人決まっており、原則として変わらない
  • 3.「人生の立場」は、ストレスを感じたり緊張したりといった状況によっても変わる

2.「人生の立場」は、生まれた時から一人一人決まっており、原則として変わらない

「人生の立場」は、幼いころに親や周囲の人との関わりの中で身につけた「自分や他人、世の中や人生に対する感じ方、捉え方」のことです。
普段は「第1の立場」で良好な人間関係を築くことができている人であっても、ストレスを感じたり緊張したりする場面では、「第2~4の立場」になることがあります。

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「第2の立場(私はOKでない、あなたはOK)」の説明として適切なものを次の中から1つ選んでください。

  • 1.焦りや虚しさで自閉的になったり、逆ギレしたりしてしまう
  • 2.問題が起きると、他者を非難したり、他者を抑えて前に出ようとしたりする
  • 3.自分に自信がなく、自己卑下したり、問題が起きると他者に頼ったりする

3.自分に自信がなく、自己卑下したり、問題が起きると他者に頼ったりする

4つの「人生の立場」には、それぞれ特有の思考や行動、感情のパターンがあります。
「第2の立場」は、受け身的で、自分に自信がなく、依存的な傾向があります。

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「第3の立場(私はOK、あなたはOKでない)」の人と「第2の立場(私はOKでない、あなたはOK)」の人との間に起こりやすい関係として、次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.対等で良好な人間関係を構築しやすい
  • 2.「第3の立場」の人が非難する側、「第2の立場」の人が委縮する側、という関係になりやすい
  • 3.「第3の立場」の人は、自分の攻撃的な態度に気づかないことも多い

1.対等で良好な人間関係を構築しやすい

「第3の立場」と「第2の立場」の人では、一方的に非難する側と委縮する側の関係になりやすく、いじめやパワハラになりかねません。
自分がどのような状況でどの「人生の立場」に立ちやすく、どのような人間関係のトラブルに陥りやすいかに気づいていると、意識的に「第1の立場」に戻ることができるようになります。

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「人生の立場」を日常生活の中で活かす考え方として、次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.「第1の立場」でいることを意識して過ごすと、良好な人間関係を築くことができる
  • 2.自分がどのような状況でどの「人生の立場」に立ちやすいのかを意識していると、「第1の立場」に戻りやすくなる
  • 3.相手の「人生の立場」を観察し、「第2の立場」、「第4の立場」の人に対しては自分の意見を強く主張する

3.相手の「人生の立場」を観察し、「第2の立場」、「第4の立場」の人に対しては自分の意見を強く主張する

「第1の立場」で他人と心を開き合い、感じていること、望んでいることを共有し合うことで、建設的な人間関係が築きやすくなります。
自分がどのような状況でどの「人生の立場」に立ちやすく、どのような人間関係のトラブルに陥りやすいかに気づいていると、意識的に「第1の立場」に戻ることができるようになります。

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「相補的なやりとり」の説明として、次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.投げかけた言葉に対して想定内の返答が返ってくるようなやりとりを、「相補的なやりとり」という
  • 2.「相補的なやりとり」では、想定内の返答しか返ってこないため、会話は盛り上がらない
  • 3.笑顔で続く会話のキャッチボールが多い職場は、相互理解や協力体制が取りやすい

2.「相補的なやりとり」では、想定内の返答しか返ってこないため、会話は盛り上がらない

投げかけた言葉に対して、想定内の返答が返ってくるような「相補的なやりとり」は、気持ちよく会話がはずみます。
このような会話が飛び交っている職場は相互理解や協力体制が取りやすく、居心地のよい職場でしょう。

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自我状態CPとACで交わされる「相補的なやりとり」について、次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.CPとACの会話は、「相補的なやりとり」ではあるが、抜け出したくてもなかなか抜けにくい、心地の悪い会話となりやすい。
  • 2.CPとACの心地の悪い会話が始まったことに気づいたら、一段落するまで耐えるしかない
  • 3.CPとACの心地の悪い会話は、冷静に返したり(A)、ユーモアを使ったり(FC)することで、途中で切り上げることができる

2.CPとACの心地の悪い会話が始まったことに気づいたら、一段落するまで耐えるしかない

心地の悪い会話が続いていることに気づいたら、落ち着いて、相手や状況に合わせた余裕のある一言で切り替えてみましょう。

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「相手から企画書を急かされていると感じた」ときの対応として、交流分析の考え方に基づいて望ましいものを次の中から1つ選んでください。

  • 1.直接ではなく暗に急かされたことに対して、抗議する
  • 2.企画書が全然できていない自分に落ち込み、ひたすら謝る
  • 3.焦っている自分の思い込みかもしれないため、落ち着いて、まず相手の真意を確かめてみる

3.焦っている自分の思い込みかもしれないため、落ち着いて、まず相手の真意を確かめてみる

居心地よい職場とは、お互いに率直に考えや思いを伝えあい、私もあなたもOK「第1の立場」の相互信頼関係を目指す職場です。
自分が相手から企画書を急かされていると感じても、焦っている自分の思い込みかもしれません。感情のままに返さず、まず相手の真意を確かめてはどうでしょう。

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「自律性」のキーワードの説明として、次の中から誤っているものを1つ選んでください。

  • 1.気づき…相手の暗黙の意図やメッセージを読み取り、先回りして対応する
  • 2.自発性…自我状態を今ここでの状況に合わせて自由に用い、適切な対応が取れる
  • 3.親密さ…「第1の立場」で自分と他人との間で心を開き合い、感じていること、望んでいることを共有し合う

1.気づき…相手の暗黙の意図やメッセージを読み取り、先回りして対応する

交流分析を提唱したエリック・バーンは、目指すゴールは「自律性」であると述べています。「自律性」の3つのキーワードは、気づき(思い込みなどではなく、自分の五感で純粋に感じ取る)、自発性、親密さです。

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