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職場におけるメンタルヘルス対策について、取組に当たってのポイントや事業場の取組への支援等について解説をしています。

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用語解説(専門家向け)

マ行

慢性疲労症候群 原因不明の強い疲労が長期間(一般的に6か月以上)続く病気です。治療による完治は5?10%ですが、症状はある程度改善すると言われています。病気の知識が広まっていないため、適切な診断を受けていないか、うつ病・更年期障害・自律神経失調症などと考えられていることも多いようです。
無断欠勤 職場に事前に届け出なく休むことです。単に届け出がない場合だけでなく、届け出があってもその理由が正当なものと認められないときも同様に無断欠勤という扱いにしている企業もあります。企業ごとに、就業規則によって定義を明確にしておくことが必要です。
メンタリング メンタリング(mentoring)とは、知識や経験の豊かな人々(=メンター)が現時点で経験の少ない人々(メンティ)に対して、キャリア(成功体験)の実現のために、個別にキャリアや心理・社会的な側面から一定期間継続して行う支援行動のことです。
メンタルヘルス教育 メンタルヘルス教育とは,メンタルヘルスケアが適切に実施されるために,労働者等にメンタルヘルスに関する知識等を付与することです。「労働者の心の健康の保持増進のための指針」では,労働者には「セルフケア」を促進するための教育を,管理監督者には「ラインによるケア」を促進するための教育を行うものとされています。また,「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」を促進するため,それらスタッフにも教育を行うものとされています。
メンタルヘルスケア指針 2006年3月に厚生労働省から公表された「労働者の心の健康の保持増進のための指針」のこと。事業場で推進されるべきメンタルヘルス対策のあり方を包括的に記しており、2000年8月に示された「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」の増補改訂版にあたる。労働安全衛生法第70条2第1項に基づくものと位置づけられており、この指針に沿った取り組みを行うことは、事業者の努力義務となっている。
メンタルヘルス推進担当者 メンタルヘルス推進担当者とは、産業医等の助言、指導等を得ながら事業場のメンタルヘルスケアの推進の実務を担当する者であり、「労働者の心の健康の保持増進のための指針」において、メンタルヘルス推進担当者を「選任するよう努める」ことが事業者に求められています。メンタルヘルス推進担当者としては、衛生管理者や常勤保健師等が望ましく、人事労務管理スタッフからの選任も考えられます。
燃え尽き症候群 アメリカの心理学者フロイデンバーガーが1980年に提唱した概念で、それまで人一倍活発に仕事をしていた人が、なんらかのきっかけで、あたかも燃え尽きるように活力を失ったときに示す心身の疲労症状をいいます。主要症状として、心身の疲労消耗感のほか、人と距離をとり感情的接触を避ける、達成感の低下などが認められています。精神医学的にはうつ病と診断されることもあります。エネルギッシュで高い理想をもって仕事に取り組む性格特徴の人に多いと言われています。
モラルハラスメント 言葉や態度、身振りや文書などによって、働く人間の人格や尊厳を傷つけたり、肉体的、精神的に傷を負わせて、その人間が職場を辞めざるを得ない状況に追い込んだり、職場の雰囲気を悪くさせることをいいます。パワハラと同様に、うつ病などのメンタルヘルス不調の原因となることもあります。
森田療法 1920年ごろ森田正馬が創始した精神療法で、不安、葛藤、恐怖という症状を取り除くことに主眼をおかず、人間本来が持っている心理との共存を目指す。不安などを心の異物として除去する多くの心理療法とは異なります。症状を完全になくしてから行動するのでなく、「あるがまま」に感じながら、現実的な「本来の欲望」に向かって行動に移すことを目的とします。見方によっては認知療法、行動療法的側面を持ち合わせますが、森田療法の方が歴史的には古いことになります。
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